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ゲーミングパソコンが普及したことで、グラフィックボードの必要性が高まりました。負荷の高いゲームをプレイするには、グラボは欠かせません。
しかし、グラフィックボードはメーカーによって違いがあったり、ベンチマークやCPUといった初心者だと分かりにくい専門用語が並びます。
この記事ではグラフィックボードの様々な要素を比較して、ランキング形式で紹介します。
これを読めば、あなたにおすすめなグラフィックボードが見つかるはずです。
安いグラフィックボードを選ぶ3つのポイント
グラフィックボードはメーカーによって特徴が違い、スペックや価格も異なりどれを選べばいいのか迷っています。安いグラフィックボードの選び方で迷っている方は、下記の3つのポイントに注目しましょう。
①価格で選ぶ
グラフィックボードの価格帯は、2万円までのスタンダードモデル、2万円~7万円までのミドルモデル、そして7万円以上のハイエンドモデルに分かれます。
ハイエンドモデルにもなれば、CGで描かれたゲームの世界観にどっぷりと浸かれますが、スタンダードモデルでもゲームを楽しむことは十分できます。
今回のランキングでは、2万円以下のスタンダードモデルの中でも、コスパに優れ、スペックが十分高い製品を選んでいるので、ぜひご覧ください。
②GPUで選ぶ
GPUとは3Dグラフィックスなどの画像描写を行う際に必要な計算処理チップの事です。このチップの性能が高いほど、良いグラフィックボードと言えます。
GPUのメーカーは主にNVIDIA社とAMD(ATI)社の2社で、グラフィックボードの大体が、このどちらかのメーカーのGPUを積んでいます。
NVIDIA社とAMD(ATI)社の違いは記事下部のQ&Aで解説しますので、グラフィックボードを選ぶ時の参考にして下さい
③サイズで選ぶ
グラフィックボードのサイズは変更する事ができません。
デスクトップ型パソコンの中は、スペースが決まっているため、サイズの合わないグラフィックボードだと接続できない場合があります。
そのため、グラフィックボードを選ぶ時にサイズは非常に重要となります。特に注目するべきなのが縦幅と横幅です
ランキングでは縦幅×横幅×高さの順番で表記しているので、最初の2つの数値に注目しましょう。
自分のパソコンにセッティングできるグラフィックボードのサイズが分からない方は、同じパソコンでグラフィックボードの交換をした方を参考にしたり、ホームページの情報を調べてみましょう。
安いグラフィックボードのおすすめ人気ランキング10選【2020年】
2020年におすすめするグラフィックボードの人気ランキングになります。人気ランキング10選として1位から順番に紹介します。全て税抜き価格になります。
安いグラフィックボードの比較表
名称 | 価格 | GPU | サイズ |
PH-GTX1650-O4G |
14,880円 | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
190x110x38mm |
Radeon RX 580 ARMOR 8G OC |
22,540円 | AMD Radeon RX 580 |
269x125x38mm |
SAPPHIRE PULSE RADEON RX 570 8G GDDR5 |
20,138円 | AMD Radeon RX 570 |
230x125x40mm |
Radeon RX 570 ARMOR 8G |
17,820円 | AMD Radeon RX 570 |
246x130x39mm |
GeForce GTX 1650 AERO ITX 4G OC |
15,980円 | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
170x111x38mm |
GF-GTX1050Ti-E4GB/SF/P |
13,220円 | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti |
166x112mm |
GT 1030 2G LP OC |
9,900円 | NVIDIA GeForce GT 1030 |
159x69x19mm |
GeForce GTX 1650 4GT LP |
17,169円 | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
168x105x37mm |
GeForce GTX 1050 Ti 4G OCV2 |
13,178円 | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti |
177x118x34mm |
GT 710 1GD3H LP |
3,498円 | NVIDIA GeForce GT 710 |
146x69x19mm |
【1位】PH-GTX1650-O4G
初心者でも扱いやすいグラフィックボード
PH-GTX1650-O4Gは、パソコンゲームに適したグラフィックス性能を持っており、初心者向けのグラフィックボードです。
補助電源を必要とせず、コンパクトサイズのため設置しやすいのが特徴。
耐久性に優れており、効率的な冷却システムを搭載しているため、長時間のプレイにも対応しています。
価格 | 14,880円 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
ビデオメモリ | GDDR5 4GB |
モニタ端子 | DVIx1
HDMIx1 DisplayPortx1 |
消費電力 | 不明 |
サイズ | 190x110x38mm |
メーカー | ASUS |
評価 | ★★★★★ |
【2位】Radeon RX 580 ARMOR 8G OC
独自の冷却システムで負荷を最小限
Radeon RX 580 ARMOR 8G OCは、独自の冷却システムを複数搭載しているため、熱対策が万全となっています。
ビデオメモリが8GBもあるため、要求スペックの高いVRゲームでも問題なく作動します。
低コストながら高スペックなグラフィックボードとなっており、非常に人気の高い製品です。
価格 | 22,540円 |
GPU | AMD Radeon RX 580 |
ビデオメモリ | GDDR5 8GB |
モニタ端子 | DVIx1
HDMIx2 DisplayPortx2 |
消費電力 | 185w |
サイズ | 269x125x38mm |
メーカー | MSI |
評価 | ★★★★★ |
【3位】SAPPHIRE PULSE RADEON RX 570 8G GDDR5
高い品質と耐久性を兼ね備えた製品
SAPPHIRE PULSE RADEON RX 570 8G GDDR5 は、8GBのメモリを搭載するなど、高い品質を獲得しています。
耐久性にも優れており、背面には剛性を高めるバックプレートを装備。
HDMI接続端子が2つあるため、デュアルモニターでゲームを楽しむことも可能なグラフィックボードになります。
価格 | 20,138円 |
GPU | AMD Radeon RX 570 |
ビデオメモリ | GDDR5 8GB |
モニタ端子 | HDMIx2
DisplayPortx2 |
消費電力 | 180w |
サイズ | 230x125x40mm |
メーカー | SAPPHIRE |
評価 | ★★★★★ |
【4位】Radeon RX 570 ARMOR 8G
最大5台まで同時接続可能
Radeon RX 570 ARMOR 8Gは、モニタ端子が5つあるため、最大で5台まで同時に接続可能です。
独自のトルクスファンを搭載しているため、デュアルモニター時でも熱の上昇を抑えられます。
8GBのメモリを積んでいるので、最新ゲームの要求する高いスペックにも対応可能です。
価格 | 17,820円 |
GPU | AMD Radeon RX 570 |
ビデオメモリ | GDDR5 8GB |
モニタ端子 | DVIx1
HDMIx1 DisplayPortx3 |
消費電力 | 150w |
サイズ | 246x130x39mm |
メーカー | MSI |
評価 | ★★★★☆ |
【5位】GeForce GTX 1650 AERO ITX 4G OC
省スペースモデルながら高性能
GeForce GTX 1650 AERO ITX 4G OCは、GeForce GTX 1650を積んだ省スペースモデルです。
ドライバーを最新の状態に更新すると、ゲーム設定を最適化できるため、初心者でも扱いやすくなっています。
ゲームをプレイしながら画面を保存したり、ライブストリーム配信するなど、マルチタスクも可能なほど高性能なグラフィックボードです。
価格 | 15,980円 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
ビデオメモリ | GDDR5 4GB |
モニタ端子 | DVIx1
HDMIx1 DisplayPortx1 |
消費電力 | 75w |
サイズ | 170x111x38mm |
メーカー | MSI |
評価 | ★★★★☆ |
【6位】GF-GTX1050Ti-E4GB/SF/P
老舗パソコンパーツメーカーの製品
GF-GTX1050Ti-E4GB/SF/Pは、玄人志向という老舗パソコンパーツメーカーの提供するグラフィックボードです。
このメーカーの特徴は、シンプルな構成ながら高い性能を発揮でき、初心者でも扱いやすい製品が多いことです。
グラフィックボードの交換から、取り付け後の作業方法まできちんとマニュアルにまとめてあるので、初心者でも交換がしやすくなっています。
価格 | 13,220円 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti |
ビデオメモリ | GDDR5 4GB |
モニタ端子 | DVIx1
HDMIx1 DisplayPortx1 |
消費電力 | 不明 |
サイズ | 166x112mm |
メーカー | 玄人志向 |
評価 | ★★★★☆ |
【7位】GT 1030 2G LP OC
アフターバーナーを搭載
GT 1030 2G LP OC は、グラフィックボードの性能を完全に制御できるアフターバーナーを搭載。
GPUの動作クロックや負荷、温度の変化などをパソコン上で確認し、コントロールが可能となっています。
薄型・小型にデザインされており、補助電源が必要ないため取り付けられるパソコンの種類が多いのも魅力的なポイントになります。
価格 | 9,900円 |
GPU | NVIDIA GeForce GT 1030 |
ビデオメモリ | GDDR5 2GB |
モニタ端子 | HDMIx1
DisplayPortx1 |
消費電力 | 30w |
サイズ | 159x69x19mm |
メーカー | MSI |
評価 | ★★★★☆ |
【8位】GeForce GTX 1650 4GT LP
4Kディスプレイに対応
GeForce GTX 1650 4GT LPは、4Kディスプレイでゲームをしたい方におすすめのグラフィックボードです。
今までに見た事のないコントラストと明るい色でゲーム画面を描きだしており、高い満足度が得られます。
MSIの専用アプリを使えば、スマートフォン専用のゲームをパソコン上で動かすことも出来ます。
価格 | 17,169円 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
ビデオメモリ | GDDR5 4GB |
モニタ端子 | DVIx1
HDMIx1 |
消費電力 | 75w |
サイズ | 168x105x37mm |
メーカー | MSI |
評価 | ★★★☆☆ |
【9位】GeForce GTX 1050 Ti 4G OCV2
補助電源不要で静音性が高い
GeForce GTX 1050 Ti 4G OCV2は、補助電源が必要なく、静音性が高いのが特徴です。
GeForce GTX 1050 Tiは2016年に登場したGPUのため、そこまで性能が高いとは言えませんが、最新ゲームの最低限要求するスペックには応えられます。
メインのパソコンよりも、サブのパソコンにグラフィックボードを拡張したい方におすすめです。
価格 | 13,178円 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti |
ビデオメモリ | GDDR5 4GB |
モニタ端子 | DVIx1
HDMIx1 DisplayPortx1 |
消費電力 | 75w |
サイズ | 177x118x34mm |
メーカー | MSI |
評価 | ★★★☆☆ |
【10位】GT 710 1GD3H LP
コストパフォーマンスにこだわる方におすすめ
GT 710 1GD3H LPは、価格がかなり安くなっており、コストパフォーマンスにこだわる方におすすめです。
搭載しているGPUは2016年頃に登場した物で、最新のGPUに比べればスペック不足と言えます。
しかし、補助電源は必要なく、色合いもキレイなため2Dゲームを専門にプレイしたい方にピッタリな製品となっています。
価格 | 3,498円 |
GPU | NVIDIA GeForce GT 710 |
ビデオメモリ | DDR3 1GB |
モニタ端子 | D-SUBx1
DVIx1 HDMIx1 |
消費電力 | 19w |
サイズ | 146x69x19mm |
メーカー | MSI |
評価 | ★★☆☆☆ |
グラフィックボードのQ&A
グラフィックボードで迷う方の参考になるような質問を、Q&A形式でまとめています。
①今回紹介した中で1番格安・激安のグラフィックボードは?
今回紹介した中で1番格安・激安のグラフィックボードは、10位のGT 710 1GD3H LPになります。
2016年に発売したグラフィックボードで、2Dゲームをするなら十分なスペックを持っています。
しかし、最新の3Dゲームをプレイするには、少々物足りなく感じます。
最新の3Dゲームをプレイするのに十分なスペックを持つグラフィックボードは、1位のPH-GTX1650-O4G、2位のRadeon RX 580 ARMOR 8G OC、3位のSAPPHIRE PULSE RADEON RX 570 8G GDDR5 、4位のRadeon RX 570 ARMOR 8G、5位のGeForce GTX 1650 AERO ITX 4G OC、8位のGeForce GTX 1650 4GT LPになります。
②NVIDIA社とAMD(ATI)社の違いは?
どちらも国際的に有名なGPUメーカーで、グラフィックボードメーカーはこの2社のどちらかのGPUを購入して、自社の製品に搭載します。
NVIDA社は高速パフォーマンスを追及しており、ゲームユーザーから高い人気を獲得しているGeForceシリーズを展開しています。
AMD(ATI)社は2Dと3D処理のバランスが良く、コストパフォーマンスが優れているRadeonシリーズを展開しています。
要求スペックの高いゲームをプレイしたいならNVIDA、コストパフォーマンスを重視するならAMD(ATI)のグラフィックボードを選びましょう。
③GPUとCPUの違いは?
GPUもCPUもサーバーが機能するための計算処理を行うチップです。
CPUの場合は、パソコンやサーバーに当たる頭脳を担当しており、複雑な命令に対して複数回の計算処理をして結果を導きだします。
GPUの場合は、決まっている命令に対して1回の計算処理を数千個のコアと並列で行って結果を導きだします。
CPUの方が複雑な命令に対応でき、GPUの方は単純な命令を数で処理するのに特化しています。
④ノートパソコンのグラフィックボードを交換できる?
ノートパソコンにグラフィックボードはありません。オンボードグラフィックと呼ばれる省スペース・省電力のGPUが搭載されており、交換することは不可能です。
基本的にノートパソコンのGPUはコストを優先しているため、3Dゲームなどをプレイするにはスペック不足となっています。
そこで、ノートパソコンで3Dゲームをしたい方は、外付けグラフィックボード(eGPU)がおすすめです。
外付けグラフィックボードはGPUボックスとも呼ばれており、グラフィックボードの交換をせずに3Dゲームのような高いスペックを要求するゲームがプレイできます。
交換の手間や専門知識が無くても使えるアイテムですが、価格が最低でも4万円以上となっているので、購入を検討している方は注意してください。
⑤ベンチマークとはなに?
ベンチマークとは、特定の環境下でパソコンが発揮できる性能をスコア化した物になります。
数値をヴィジュアル化すれば、どの製品が優れているのか直感的に分かりやすくなっています。
ただし、ベンチマークのスコアはパーツの組み合わせによって変化するので、自分のパソコンに組み込んだからといって期待通りの性能を発揮するとは限りません。
⑥グラフィックボードを中古で買ってもいいの?
理想を言えば、パソコンのパーツは新品を購入した方がトラブルを回避できます。
ですが、予算の都合で中古で購入する時は、動作しない場合がある事と付属品などが揃っていない場合があります。
中古ショップでは動作確認をしていない店もあるため、動作未保障となっている製品は購入しないようにしましょう。
グラフィックボードのまとめ
グラフィックボードは3Dゲームをプレイする上で欠かせません。
1位のPH-GTX1650-O4Gは、ゲーム好きから人気の高いグラフィックボードになります。
2位のRadeon RX 580 ARMOR 8G OCは、2Dと3Dのバランスが良く、ゲーム以外の場面でも役立つグラフィックボードです。
自分のライフスタイルやニーズに合ったグラフィックボードを選びましょう。